いれるかけるつける
- 若林宏輔
- 2018年9月27日
- 読了時間: 3分

ちょっと前から雨がちらほら続いている感じがしますので、たぶん秋雨というものなんでしょうけど、具体的な定義はよくわからないですね。俳句の季語かなんかでしょうか?9月も下旬になって、だいぶ涼しくなってきましたが、まだ研究室ではエアコンをつけています。雨が降るためか、部屋の中は少し蒸し暑いと感じるためです。講義でも教室ではまだエアコンをつけないと少し暑いかなと思えます。大講義ですととくにそう感じる気がしますが、人が多いぶん部屋の二酸化炭素が増えるからかもしれません。そういえば書き言葉になるとエアコンは「つける」のか「かける」のか「いれる」のか少し迷う場合があります。どれも別の意味になってしまいますからね。「起動する」では重々しいですし。「電気を点ける」と言いますけど、これは「灯す」に近く明るくするような雰囲気があります。かけるは電話、音楽やアイロンだったりでいろいろですね。うーん、たぶん「つける」が正しいかな。「いれる」のは関西弁かもしれません。 今年度の秋期・木曜日は1限から京都で講義があります。これは大学院の講義です。心理学ではなく、法曹育成のための法科大学院(いわゆるロー・スクール)での講義になります。法曹志望の院生さんに法心理学を教えるオムニバス形式の講義で、最初の5回を若林が担当しています。大学院には長くいましたし(笑)、学部時代より近接した過去ではあるのですが、今いち法科大学院の講義がどういうスタイルなのかイメージがありませんでした。よって一応1時間半ただ話続けるだけの資料は用意をして行きました。教室に入ってから院生さんに確認すると、ディスカッションが半分くらいということなので、用意した資料のほとんど使わずにディスカッション形式にしました。院生さんが本当のことを言ったかどうかは定かではありませんが(笑、ニーズがそういうものだと理解したので、次週からは同形式で進めようと思います。こういう意味で柔軟な講義ができるので、学部よりも大学院のほうが良いなと思います。学部は人数が多すぎるのでこうは行きません。
午後は再び学部の大講義が一つありましたので、大阪に戻る必要がありましたが、とんぼ返りはせず、京都で喫茶店に入り書類を書きました。また書類に追われる日々が始まっています。追われていないことがほとんどないので、つまり定常運転ということでしょう。
大阪に戻って再び法心理学の講義。今年からは2回生だけでなく3回生も受講しています。去年受けていなかった人が今受けているわけですね。その意味で人数が増えるかと予測していましたけれど、結果的に減っていました(笑)。100人ぐらいなので、ちょうどよいサイズ感です。部屋も暑くなりませんし。でも秋期は逆に寒くなってきますから、強めに暖房をいれないといけないかもしれません。
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